Mozilla Thunderbird インストール関連



2006.1.20  「セキュリティ」を追加

2004.12.24 「プロトコル・ログの取り方」に「エラーの対処法」を追加

2004.12.20 「プロトコル・ログの取り方」 を追加
      「複数の署名を使う」を追加

2004.11.27 「入手先」 を改訂
      「日本語化 XPIパッケージの使い方」 を追加
      「データの保存&削除」 を追加

テスト環境


2004.5.15

Windows 98SE
Mozilla Thunderbird 0.6日本語版
Edmaxフリー版 2.85.5F
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入手先


2004.11.27 改訂

Mozilla Thunderbird

  Mozilla Thunderbird

  Mozilla Thunderbird 日本語版


 ローカライズ

  Mozilla Thunderbird 英語版を日本語化するもの


    日本語化 XPIパッケージ

    Locale-Switcher Extension


MozBackup

 Mozilla Thunderbirdのバックアップを簡単に取ることのできるツール。動作環境は、Windows。
 ただし、同じバージョンのMozilla Thunderbirdにしか復元できないみたい。

  MozBackup

  MozBackup日本語翻訳ファイル


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インストール方法


1. ThunderbirdSetup-0.6-jaJP.exeをダブルクリックします。

  


2. 「Mozilla Thunderbirdへようこそ!」というダイアログが表示されたら、次へをクリックします。

  


3. 「使用許諾書に同意する」を選び、次へをクリックします。

  


4. 「推奨」を選び、次へをクリックします。

  


5. 次へをクリックします。

  


6. 「Mozilla Thunderbird 0.6をすぐに起動する。」のチェックを外し、完了をクリックします。

  


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アカウントの設定


基本編


1. デスクトップ上にできたMozilla Thunderbirdアイコンをダブルクリックします。

  


2. 「電子メールアカウント」を選び、次へをクリックします。

  


3. 「あなたの名前」欄と「電子メールアドレス」欄を入力し、次へをクリックします。

  


4. 「POP」を選び、「受信メールサーバ名」欄と「送信メールサーバ名」欄を入力し、次へをクリックします。

  


5. 受信ユーザ名と送信ユーザ名を入力し、次へをクリックします。
  プロバイダーから指定がない場合は、ユーザーIDを入れておけばいいです。

  


6. アカウント名を入力し、次へをクリックします。
  ちなみに、アカウント名は、適当にわかりやすい名前を付ければいいです。

  


7. 「すぐにメッセージをダウンロード」のチェックを外し、終了をクリックします。

  


詳細編


1. デスクトップ上にできたMozilla Thunderbirdアイコンをダブルクリックします。

  


2. メニューから[ツール]→[アカウント設定]を選びます。

  


3. アカウント設定の画面です。署名を付けたい場合は、テキストファイルで署名を別に作成して
  おき、「添付する署名」にチェックを付け、作成したテキストファイルを指定します。

  


4. サーバの画面です。POP over SSLを使う場合には、「保護された接続(SSL)を使用する」にチェ
  ックを入れてください。APOPを使う場合には、「保護された認証を使用する」にチェックを入れ
  てください。

  


5. 編集とアドレス帳の画面です。「HTML形式でメッセージを編集する」のチェックは必ず外してください。

  


6. 送信メールサーバの画面です。SMTP認証を使う場合は、「名前とパスワードを使用する」にチェッ
  クを入れ、ユーザー名を入力してください。SMTP over SSLを使う場合には、[保護された接続を使
  用する]で[SSL]を選んでください。

  


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アドレス帳の登録


1. アドレス帳ボタンをクリックします。

  


2. 登録したいアドレス帳を選択し、新規カードボタンをクリックします。

  


3. 最低でも「表示名」「電子メールアドレス」は入力しておきましょう。

  


4. 登録されるとこのように表示されます。

  


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メールの作成


1. 作成ボタンをクリックします。

  


2. 連絡先ボタンをクリックします。

  


3. 左側に表示されるアドレス帳から送り先を選ぶと、宛先に挿入されます。

  


4. または、直接宛先に送り先の名前を入力すると、該当する電子メールアドレスが表示されます。

  


5. 署名を登録しておくと、署名が自動的に挿入されるようになります。

  


6. ファイルを添付する場合は、添付ボタンをクリックします。

  


7. 添付ファイルの場所とファイル名を指定します。

  


8. 宛先の右側に添付したファイルが表示されます。この場所にファイルを直接ドラッグアンド
  ドロップすることでもファイルを添付することができます。

  


9. 添付したファイルを削除する場合は、削除したいファイルの上で右クリックし、メニューか
  ら「削除」を選びます。

  


10. 相手側のメーラーで対応していれば、メニューから[オプション]→[受信確認]で受信確認を
  送ることができます。

  


11. 相手側のメーラーで対応していれば、メニューから[オプション]→[優先度]を選ぶことで、
  相手にこのメールの重要度を教えることができます。

  


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メールの受信


1. 受信ボタンをクリックします。

  


2. ジャンクメールが来た場合は、まず、そのメールを選びます。
  この機能は、学習していくことによって賢くなるので、最初のうちは、正しいメール
  も省いてしまうことがあります。

  


3. ジャンクボタンをクリックします。

  


4. [差出人]と[日付]の間にジャンクボタンと同じマークが付きます。解除したい場合は、
  非ジャンクボタンをクリックして下さい。

  


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アドレス帳の移行


Outlook、Outlook Express、Eudora

メニューから[インポート]を選び、表示されるダイアログの質問に答えることで、移行することができます。


その他のメールソフト

Edmaxを例にして説明します。ここでは、csv形式にしてから移行します。

※Edmaxのアドレス帳をcsvファイルに変換するPerlスクリプトとプログラムを作成しました。

 Perlスクリプトに関しては、このページを参照してください。
 プログラムに関しては、このページを参照してください。

 ただし、プログラムは、Windows 98SEでコンパイルしてあるため、確実に移行したい方は、Perlの
 ほうがいいと思います。

1. c:\program files\edmax\addressの中にあるいつも使っているアドレス帳を選びます。

  


2. アドレス帳ファイルの上で右クリックし、メニューから「アプリケーションから開く」を選びます。

  


3. 下の画面が表示されるので、「このファイルを開くアプリケーション」から「NOTEPAD」を選び、OK
  ボタンをクリックします。

  


4. 下の画面が表示されます。一行目は、名前、二行目は、電子メールアドレス、三行目は、メモとなっ
  ています。三行目までで一つのアドレスデータとなります。

  


5. 以下のように加工します。具体的には、名前と電子メールアドレスの間に「,」、電子メールアドレ
  スとメモの間に「,」を入れます。今回の例では、メモには何も入力されていないため、省略してい
  ます。ちなみに、一行に名前,電子メールアドレス,メモと一つのアドレスデータを入れるようにして
  下さい。

  


6. 加工が終わったら、メニューから[ファイル]→[名前を付けて保存]を選びます。
  以下の画面が表示されたら、保存先とファイル名を指定して下さい。この時、ファイルの拡張子は、
  「csv」にして下さい。

  


7. Mozilla Thunderbirdを起動したら、メニューから[ツール]→[インポート]を選びます。

  


8. 「アドレス帳」を選び、次へをクリックします。

  


9. 「Text file(LDIF,.tab,.csv,.txt)を選び、次へをクリックします。

  


10. 保存したファイルの場所を指定します。「ファイルの種類」は「コンマ区切り(*.csv)」にして下さい。

  


11. [表示名]を選び、上へボタンを押して下さい。1回押すたびに1つ上の項目と入れ替わります。この例
  では、hogehogeの横に来るまで上へボタンを押します。その後、[主な電子メールアドレス]を選び、
  上へボタンを押して下さい。この例では、hogehoge@example.ne.jpの横に来るまで上へボタンを押
  します。

  


12. 位置合わせが完了したら、OKボタンをクリックします。
  


13. 完了ボタンをクリックします。

  


14. アドレス帳ボタンをクリックします。

  


15. アドレス帳の一覧に保存したファイル名と同じ名前のアドレス帳ができているので、中身を確認します。
  個人用アドレスに登録したい場合は、コピーアンドペーストすれば登録できます。

  


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メールの移行


Outlook、Outlook Express、Eudora、Netscape Communicator 4.x

メニューから[インポート]を選び、表示されるダイアログの質問に答えることで、移行することができます。


その他のメールソフト

Edmaxを例にして説明します。ちなみに、Mozilla Thunderbirdでは、メールをmbox形式で保存しています。

1. Edmaxをダブルクリックします。

  


2. メールをクリックし、メニューから[編集]→[すべてを選択]を選びます。

  


3. メニューから[ファイル]→[エクスポート]を選びます。

  


4. 保存する場所を指定し、ファイル名を付けて保存します。[形式]は、添付ファイルがないのならば、
 「メールボックス」を、添付ファイルがあるのならば、「再構成して保存(添付ファイル付き)」を
  選びます。[区切り]は、「UNIX MBOX」にして、保存ボタンをクリックします。
  この作業が終了後、Edmaxは、終了していいです。
  


5. c:\windows\application data\thunderbird\profiles\移行したいユーザー名\xxxxx.slt(xは任意の
  文字)に行くと、以下のように、Mailフォルダがあります。

  


6. Mailフォルダの中に、以下のようにアカウント毎のフォルダがあります。データを移行したい方のア
  カウントのフォルダを選びます。

  


7. SentやInboxなどのファイルがあることを確認したら、この中に保存したmboxデータを入れます。

  


8. Mozilla Thunderbirdを起動すると、保存したファイル名のフォルダができているので、中身を確認し
  ます。ちなみに、今回の場合、最初のデータのメール文章の最後の1文字が欠落して以外は大丈夫でし
  た。

  


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日本語化 XPIパッケージの使い方


2004.11.27 追加


1.Mozilla Thunderbird
 ダウンロードし、インストールします。

2.日本語化 XPIパッケージのホームページ からMozilla Thunderbirdのバージョンに対応するものが
 あるのを確認してください。

 ※ 基本的に、日本語化 XPIパッケージは、英語版が出てから対応するため、時期によっては、リリー
   スされていない可能性があります。

3.「対応する日本語化 XPIパッケージ」の文字の上で右クリックしてください。

4.右クリックして、メニューが出たら、「リンク先を名前を付けて保存」を選んで、デスクトップ上に
 保存してください。

 ※ Mozilla FireFox 日本語版でダウンロードした場合です。

5.「thunderbird-バージョン番号.ja-JP.langpack-リリース番号.xpi」というファイルがデスクトップ
 上に作成されているはずです。

6.Locale-Switcher Extensionのホームページに 行きます。

7.「Download version 1.0 here」というリンクがあるのを確認してください。

8.「Download version 1.0 here」の上で右クリックしてください。

9.右クリックして、メニューが出たら、「リンク先を名前を付けて保存」を選んで、デスクトップ上に
 保存してください。

 ※ Mozilla FireFox 日本語版でダウンロードした場合です。

10.デスクトップ上に「switch-locales-1.0.xpi」というファイルが作成されているはずです。

11.Mozilla Thunderbirdを起動して、メニューから[Tools]→[Extentions]を選びます。

12.表示された窓に、thunderbird-バージョン番号.ja-JP.langpack-リリース番号.xpiとswitch-locales
 -1.0.xpiをドラッグ&ドロップでのせます。

13.Mozilla Thunderbirdを再起動します。

14.Mozilla Thunderbirdのメニューから[Tools]→[Character encodings]でja-JP(Japanese(Japan))を
 選びます。

15.Mozilla Thunderbirdを再起動します。


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データの保存&削除


2004.11.27 追加


 Mozilla Thunderbirdの場合、アドレス帳、メール、メールの設定などは、プロファイル・フォルダ
に保存されています。通常、Mozilla Thunderbirdを削除しただけでは、プロファイル・フォルダは、
残っているので、手動で削除する必要があります。

 また、万が一の時のために、プロファイル・フォルダをバックアップしておくことをお薦めします。

 プロファイル・フォルダの場所については、こちらを参考にしてください。


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プロトコル・ログの取り方


2004.12.20 追加


 Mozilla Thunderbird には、現在、標準でメニューにプロトコル・ログを取る機能はありません。
(開発用の Mozilla Thunderbird の一部には、デバッグ用にプロトコル・ログが取れるものがあるみ
たいですが、自分で、ソースからコンパイルする必要があるみたいです。)

 プロトコル・ログを取りたい場合は、Windows の場合、バッチファイルを作成して、それから Mo
zilla Thunderbird を起動する必要があります。

 今回は、作成したバッチファイルを配布しますが、使用しているコンピュータ環境によっては、
そのままでは、動かない場合があります。そのため、ここでは、今回のバッチファイルの中身につ
いて説明しますので、各自で必要に応じて、配布したバッチファイルを改変して使ってください。
拡張子は、batになっていますが、Windows のメモ帳などで開くことで、書き換えることができます。

 なお、配布したバッチファイルは、自己責任により使用してください。万が一、被害を被ったと
しても、責任は負いませんので、よろしくお願いいたします。(テストはしているので、大丈夫だと
思いますが、一応、書いておきます。)


バッチの配布

  プロトコル・ログ用バッチファイル


バッチファイルの説明

  下記が、今回配布するバッチファイルの中身です。


 @echo off

 cd %windir%\

 if exist %windir%\temp\log.txt goto sakujyo
  goto main

 :sakujyo

 del %windir%\temp\log.txt

 :main

 set NSPR_LOG_FILE=%windir%\temp\log.txt
 set NSPR_LOG_MODULES=IMAP:5,POP3:5,SMTP:5
 start %:%\progra~1\mozill~2\thunderbird.exe



 @echo off

 これ以降のバッチファイルの中身を表示しません。処理の流れを確認したい場合は、この一文を削
除してください。

 cd %windir%\

 Windows のインストールされたドライブに移動します。通常は、c:\windows\ になります。

 if exist %windir%\temp\log.txt goto sakujyo
  goto main

 if exist %windir%\temp\log.txt

 if は、if文という構文のもので、if文では、if 以下に条件文を書き、次に、その条件に合致した
場合に行う処理を、次にその処理に合致しなかった場合の処理を書きます。

 つまり、上記の文は、条件文になり、「log.txt が存在している場合」を示します。%windir%\ は、
通常は、c:\windows\ になり、%windir%\temp\log.txt は、c:\windows\temp\log.txt となります。

 goto sakujyo

 これは、log.txt が存在している場合は、sakujyo という項目に飛ぶことを示します。具体的には、
このif文の下に「:sakujyo」という項目があります。そこに飛び、それ以降の処理を行うことになり
ます。(本当は、gotoは、なるべく使わない方がいいのですが、今回は使っています。)

 goto main

 これは、log.txt が存在していない場合は、main という項目に飛ぶことを示します。具体的には、
このif文の下に「:main」という項目があります。そこに飛び、それ以降の処理を行うことになります。
つまり、「:sakujyo」、「del c:\〜」の2文は、処理されません。

 :sakujyo

 goto文を使ったときのフラグです。goto文で指定した文字の前に「:」を付けることで、フラグにな
ります。

 del %windir%\temp\log.txt

 通常は、c:\windows\temp\log.txt を削除します。「del」は、ファイルを削除するコマンドです。
ここで、log.txt を削除しているのは、一応、log.txt があっても、ファイルが上書きされるので log
.txt の中身は、最新版のログが残るとは思うのですが、ここで消しておくことで、これ以降の処理で
作成される log.txt が確実に最新版であることを確認するためです。

 あと、log.txt が何らかの原因で作成されなかった場合、以前の log.txt が残っていると、それが
最新版であると誤認してしまうことを防ぐためです。

 set NSPR_LOG_FILE=%windir%\temp\log.txt

 ログファイルの作成場所を指定します。

 「set NSPR_LOG_FILE = 〜」の〜の部分と「if exist 〜」と「del 〜」の〜部分は、同じものにし
て下さい。

 set NSPR_LOG_MODULES=IMAP:5,POP3:5,SMTP:5

 ログを取るプロトコルを指定します。

 「set NSPR_LOG_MODULES = 〜:5」の〜部分がプロトコルになります。使っているプロトコルは、使
用条件によって変わりますが、通常は、POP3 と SMTP を使っていると思います。受信の場合は、POP3 、
送信の場合は、SMTP を指定するといいと思います。わからない場合は、プロバイダーやシステム管理者
などに聞いてください。

 一応、このバッチファイルでは、メールで使う3つのプロトコルを書いていますが、必要のないも
のは、削除してください。プロトコルを限定することで、原因究明がしやすくなります。

 ・受信ログの場合

  set NSPR_LOG_MODULES=POP3:5

 ・送信ログの場合

  set NSPR_LOG_MODULES=SMTP:5

 start %:%\progra~1\mozill~2\thunderbird.exe

 Mozilla Thunderbird を起動します。

 Mozilla Thunderbird が起動しない場合は、start 以下の部分を下記の記述を元に変更してください。

 「%:%\」は、カレント・ドライブを示します。通常は、「c:\」になります。

 次に、progra~1 とか mozill~2 とか見慣れない文字が出てくると思います。実は、バッチファイル
とは、DOS のコマンドを処理順にまとめて書いたものです。そのため、実行するのは、DOS 又は、その
互換環境になります。

 通常は、MS-DOS プロンプト上では、ロングファイル名に対応しているため、DOS の制約などは気にし
なくてもいいのですが、フォルダ名、ファイル名の間にスペースが使われている場合は、例外で、DOS の
8文字制限を受けることになります。

 ロングファイル名のフォルダやファイル名が8文字制限を受けた場合、先頭の6文字の後に「~」が付き、
その後に「1」が付きます。つまり、「先頭の6文字~1」となります。ただし、先頭の6文字がダブルもの
がある場合は、「~」の後の数字は、順番になります。

 実は、mozill~2 というのは、Mozilla Thunderbird のフォルダのことですが、Mozilla Firefoxが入
っているため、mozill~1 が Mozilla Firefox フォルダになり、Mozilla Thunderbird は、mozill~2
となります。ちなみに、順番は、数字、アルファベットの順になります。

 一番確実なのは、MS-DOS プロンプトで段階的に直接入力して確認することです。

 確認方法は、以下の手順で行ってください。


  1. Mozilla Thunderbird のデスクトップアイコンの上で右クリックをします。

  2. 表示されたメニューから[プロパティ]を選びます。

  3. [ショートカット]タブをクリックし、[リンク先]を確認します。

  4. スタート → [プログラム] → [MS-DOS プロンプト]を選びます。

  5. MS-DOS プロンプト上で以下のコマンドを入力します。cd は、ディレクトリを移動する場合に使う
    コマンドです。「\」は、カレント・ドライブを指します。通常は、c:\ に移動します。

    cd \

  6. 以下のコマンドを入力して、ディレクトリ名を確認します。次の画面を表示したい場合は、スペー
    スキーを入力してください。dir は、ディレクトリ内のフォルダ、ファイル名を表示するコマンド
    です。その後ろは、オプションです。オプションについて知りたい方は、dir /? と入力してみて下
    さい。

    dir /a:d /p

  7. 以下の用に表示されます。

    PROGRA~1 <dir> 04-10-18 22:15 Program Files

   一番左側が DOS 上での8文字制限の表示で、一番右側が Windows 上でのロングファイル名での表示
   となります。

  8. 次に、確認したら、以下のように入力します。

    cd progra~1

  9. 後は、6以降の作業を繰り返すことで、確認することができると思います。

  10. 作業が終わったら、次のコマンドを打ち込んで、MS-DOS プロンプトを終了します。

    exit


使い方

   バッチファイルを適当な場所に置き、バッチファイルをダブルクリックします。Mozilla Thun
  derbird が起動したら、取得したいプロトコルの動作をします。(POP3 だったら、メールの受信、
  SMTP だったら、メールの送信を Mozilla Thunderbird で行ってください。)ちなみに、バッチ・フ
 ァイルに書かれていないプロトコル・ログは、ログとして残らないので気を付けてください。


エラーの対処法

  ・「環境変数のための領域が足りません。」

   以下の作業を行ってください。

   1. スタート → [プログラム] → [MS-DOS プロンプト]を選びます。

   2. 右から3番目の以下の画像をクリックします。

      

   3. [メモリ]タブをクリックします。

   4. 「環境変数の初期サイズ」を「2048」に変更し、OKをクリックします。

   5. 「プログラムを終了して起動し直さないと、メモリ設定の変更は有効になりません。」というメッ
     セージが表示されたら、OKをクリックします。

   6. 次のコマンドを打ち込んで、MS-DOS プロンプトを終了します。

      exit

   7. バッチファイルを起動してみて下さい。これでもエラーが出るようでしたら、「環境変数の初期サ
     イズ」を「2048」よりも大きい値にして下さい。


参考リンク先

  IMAP, POP, NNTP, SMTP Protocol Logs

   Windows、Mac、UNIXでのプロトコル・ログの取り方を説明しています。

  Musical Offering

   バッチファイルの作成に「バッチファイル入門」を参考にしました。


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複数の署名を使う


2004.12.20 追加


 同一メールアドレスで署名を宛先により、複数使い分けたい場合には、以下のようにすると使い分け
ることができます。ただし、既に一つ以上のアカウントがあるものとして、説明しています。

 1. Mozilla Thunderbird を起動します。

 2. メニューから[ツール] → [アカウント設定]を選びます。

 3. 左側のアカウント名をクリックすると、右側に「アカウント設定」画面が表示されます。

 4. 一番下の個人情報を管理するをクリックします。

 5. 追加をクリックします。

 6. 「名前」と「メールアドレス」を記入します。これは、既にあるアカウントの名前とメールアドレス
   でも大丈夫です。

 7. 「添付する署名」を選びます。

 8. メールを作成する際に、「差出人」を変更することで、署名を選ぶことができます。


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セキュリティ


2006.1.20 追加


HTMLメールを作成、表示しない。

 1. Mozilla Thunderbirdのメニューから[表示] → [メッセージ本体] → [プレーンテキスト]を選びます。

 2. Mozilla Thunderbirdのメニューから[ツール] → [オプション]を選びます。

 3. 上のメニューから[編集]を選びます。

 4. [一般]タブを選びます。

 5. [送信テキスト形式]ボタンを押します。

  


 6. [テキスト形式]項目で[プレーンテキストに変換して送信する]を選びます。

  


 7. Mozilla Thunderbirdのメニューから[ツール] → [アカウント設定]を選びます。

 8. 左側のメニューから[編集とアドレス入力]を選びます。

 9. 右側の[編集]項目の[HTML形式でメッセージを編集する]のチェックを外します。

  


ウイルス対策

 1. Mozilla Thunderbirdのメニューから[ツール] → [オプション]を選びます。

 2. 上のメニューから[プライバシー]を選びます。

 3. [ウイルス対策]タブを選びます。

 4. [受信したメッセージは一旦個別の一時ファイルとして保存してからメールボックスに移動させる]にチェックを入れます。

  


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